パラドックス13 パラドックス13毎日新聞社 2009-04-15
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東野圭吾著

読み終わってもですねぇ・・・私P13現象理解できていません。
この現象は本当に科学的に起こりえる現象か?・・・なんてことは多分どうでもいいようです。という気がしていますが。
単にある種の平行パラレルワールドが出現したということのようです?
多分そのある瞬間に死者と生者の入れ替わりが。そのある瞬間に死者の世界に落ちた?人間13人の生存を賭けたドラマ!ということのようです。
つまり13人だけのあらゆる天災に襲われる社会では生き延びるためにはなんでもありなんですよ。生き残ることだけが命題なんですよ・・・と言う小説でした。・・・と、私は読んだのですが・・・。
「生き残った」と思い「生き抜こう」とする普通の人間達が考え行動するとすると?・・・なんかこの人間達が種を保存して未来社会が成育されるとすると・・・あまり人類に期待出来ないなぁ・・・というのが素直な感想ですか。 主人公の久我兄弟は対極のリーダーを表現しているのでしょうか?既にここからして図式的というかステレオタイプというか・・・魅力が無いのでがっかりでした。ま、実際こういうシチュエーションで人材に不足は言えませんか。それにしてももう少し何とかならなかったかなぁ・・・死人のパラレルワールドなんてちょっと覗いて見たいものではあるのだから。どんな意外な社会が登場するのか?それなのにアダムとイブそれも強制されシステム化されそうなアダムとイブ・・・よしてもらいたいな!女性が何の期待もできないワールドなんて・・・つまらん!